短パン解禁でも長ズボンの切実なワケ プロ11年目の小浦和也が初の首位発進

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短パン解禁でも長ズボンの切実なワケ プロ11年目の小浦和也が初の首位発進

 横浜ミナト チャンピオンシップ 〜Fujiki Centennial〜が、横浜カントリークラブ(神奈川県)で開催されています。この大会は、地元横浜の皆様への感謝の意を込めて行われており、男子プロゴルフツアーの一環として注目されています。

 今年の大会で31歳の小浦和也選手が単独首位発進を果たしました。昨年の3位発進と比べて、ショットの内容が向上していると語っており、レギュラーツアーでの単独首位発進はプロ11年目にして初めてのことです2。彼はこの日のフェアウェイキープ率80.0%を記録し、8つのバーディを量産。自身のベストストロークを3打更新する「63」を叩き出しました。

 興味深いのは、今週の大会でプレー中の選手が短パンを着用できること。しかし、小浦選手はなぜか長ズボンを選んでいます。「短パンはバカンス感が出ちゃう(笑)」と理由を説明しており、「エンジョイゴルフにならないようにも」と“試合着”として長ズボンを貫いています。

 小浦選手には突発性血小板減少性紫斑病という難病の経験があります。現在は薬を飲まずに検査通院を続けており、「治療はいらないくらい」との数値を確認しています。虫の多い夏のゴルフ場では、肌の露出に注意しながらプレーしているそうです。

 初の首位発進にもかかわらず、小浦選手は気負いなく臨んでいます。「優勝はもちろん目指してますけど、まだ初日なので明日も冷静に、今日と同じように」とコメントしており、長ズボンを履いて炎天下で戦い続けることでしょう。

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