今週はパリ五輪に出場! 山下美夢有は“まーるい”背中で正確ショットを打つ【女子プロのアイアン技】
女子プロゴルファー、山下美夢有のアイアンショットを解説します。山下さんは、土台となる下半身がしっかりしており、リズムとテンポが一定しています。彼女のアイアンショットの秘訣を見てみましょう。
リズムとテンポの一貫性:
山下さんは練習場でも試合でも、どの番手でも同じリズムで振っています。急いで振ることなく、常に「1、2、3」とゆっくりなテンポでスイングしています。
背中の丸め方:
アドレス時に背中を真っすぐ伸ばすのではなく、丸まっている姿勢を保ちます。これにより、ダウンスイングで腰が前に出ず、腹筋に力を入れて前傾を保ちやすくなります。
インパクト時の姿勢:
インパクトの瞬間、地面を蹴って両足のカカトが浮いていますが、頭の位置は変わりません。上体が伸び上がらないため、正確なショットが打てるのです。
アマチュアゴルファーも山下さんのようなアドレスを意識してみてください。クラブなしでアドレスして、骨盤だけを倒す、起こす動作を繰り返すことで、背中の丸め方や骨盤の前傾・後傾を理解できるでしょう。