空振りでティからボールが落ちた 次はどこから何打目?/ルールQ&A
ゴルフルールの新連載がスタートしましたね!第一回目はティショット編で、力を入れすぎてティショットを空振りしてしまった場合の処置について説明します。
[1]空振りは1打。ティから落ちたボールはインプレーなのでそのままプレーできる。次は2打目。
空振りしたボールは1打目としてカウントされます。ティから落ちたボールはインプレーとなり、そのままプレーできます。次は2打目です。
[2]空振りは1打。ボールを拾って再ティアップして打った。(ボールを動かした1罰打は無しで)再ティアップの1罰打を加えて次は3打目。
空振りしたボールを拾って再ティアップして打つ場合、1罰打を加えて3打目となります。ただし、2018年までのルールで有効でした。
[3]空振りは1打。無罰でティイングエリアの好きな場所に再ティアップして打ち直しできる。次は2打目。
空振りしたボールは無罰でティイングエリアの好きな場所に再ティアップして打ち直すことができます。次は2打目です。
2019年のルール改正により、インプレーのボールがティイングエリアにある場合は、そのままプレーするか無罰で拾い上げて再ティアップしてプレーできるようになりました(ゴルフルール規則6.2b)。正解は「1」と「3」で、どちらの方法でも正しい処置ですね!(ルール解説&イラスト:小山混さん)
<ゴルフ規則>(抜粋)
規則6.2b(6)
インプレーの球がティイングエリアにある場合、プレーヤーは次のことができます:
罰なしに球を拾い上げたり、動かす(規則9.4b例外1参照)。
(2)に基づいて、ティイングエリアからティアップ、または地面からその球か別の球をプレーするか、球をあるがままにプレーすることもできます。