150ヤード飛ばなきゃダメなんてことはない！ 7番アイアンの飛距離ってどのくらいが普通なの？

　 ゴルファー個々のアイアンの飛距離を表すのに7番アイアンが基準になることが多いですね。一般的にアマチュアゴルファーの場合、7番アイアンの平均飛距離は約140ヤードと言われています。ただし、アマチュアの中でも飛ぶゴルファーは150ヤード程度を目安にしていることが多いです。

　現役のシニアツアープロでゴルフスクールも経営している梶川武志プロによれば、プレーヤーによって7番アイアンの飛距離は異なります。ヘッドスピードとミート率によって変わるため、ヘッドスピードの速い人でミート率が良い人は飛ばし、ヘッドスピードが遅いと飛距離は出ないとのことです。

　レギュラーツアーの男子プロは7番アイアンで180ヤードから190ヤードを飛ばすことが一般的で、女子プロは7番アイアンで160ヤード程度、平均的なアマチュア男性は130〜140ヤード、女性は100〜110ヤード程度を目安にしているようです。

　また、同じ番手でもメーカーやモデルによって7番アイアンのロフト角は異なります。最近はパワーロフトやストロングロフトといった、ロフトが立っているクラブも増えています。ロフトが1度違うと飛距離で3ヤード程度変わるため、クラブ選びに注意が必要です。自分の飛距離を把握する際は、持っているクラブのロフト角を確認した上で、飛距離測定器を使って確認してみることをおすすめします。