『「予選落ちはかなりイタイ」渋野日向子は北海道で全米からの勢いストップ』

スポンサーリンク
『「予選落ちはかなりイタイ」渋野日向子は北海道で全米からの勢いストップ』

渋野日向子、北海道meijiカップ2日目で無念の予選落ち

<北海道meijiカップ 2日目◇3日◇札幌国際カントリークラブ 島松コース(北海道)◇6568ヤード・パー72>

渋野日向子選手の日本ツアー今季初戦は、悔しさを残す結果となりました。2日目に1打伸ばしたものの、カットラインには2打及ばず予選通過を逃しました。「全米女子オープン」から8試合連続で予選を通過していましたが、ここでその連続記録が途絶えることになりました。

笑顔でファンサービスするシブコ

惜しくもカットラインに届かず

裏街道からカットラインを追いかけた渋野選手。13番で4メートルのパットを決めてバーディを先行させましたが、16番では1メートルのパーパットを外してボギー。決勝進出圏内に入ることができず、初日と同様、後半戦へと重い空気のまま入りました。

「後半スタートホールの1番でバーディを取れるかがキーポイント。そこを取れたのは良かったですけど…」。6メートルのバーディパットを決めて勢いをつけたかったのですが、その後は続かず、1バーディ・1ボギーの「71」でプレーし、トータル2オーバー・62位タイでした。

パー5での失速が響く

特に悔やまれるのは、パー5でスコアを伸ばせなかったことです。初日の18番でのショット・イン・イーグルを除き、他の7つのパー5ホールでは全てパーに留まりました。この日最初のパー5、12番ではフェアウェイから70ヤードを左奥に外し、パーで終わりました。「距離感も球筋もイメージが湧いていない。練習不足だなと思いますし、ゴルフの内容としては最悪だった」と厳しい自己評価をしました。

「今日は伸ばさなければならない一日でしたが、チャンスを決め切ることも、作ることもできなかった。すごく残念な一日になりました」と語り、2日目への期待が大きかっただけに、ふがいなさが募りました。「応援してくれたファンに申し訳ない気持ちです」。最後まで声援を送り続けたファンの期待に応えることができませんでした。

次への挑戦に向けて

「USオープンからすごくいい流れで来ていた中で、日本で予選落ちしたのはかなり痛い。これからのことを少し考えたいと思います」と、渋野選手の言葉からは落胆と少しの怒りも感じられました。

1週間のオープンウィークを挟み、次は主戦場へと戻ります。「スコティッシュ女子オープン」と歴代覇者として迎える「AIG女子オープン」(全英)が待っています。「コースも全然違うし、新たな気持ちで行けると思いますが、今の状態では上位に行けるはずもないし、予選を通ることも難しい。この1週間でしっかりと考え、向き合いながら練習したい」と前向きな姿勢を見せました。

続きを読む

スポンサーリンク