松山英樹、中島啓太が日本男子初のメダル挑戦 絶好調シャウフェレは五輪連覇なるか
パリ五輪 男子ゴルフ事前情報
開催地: ル・ゴルフ・ナショナル(フランス)
パリ五輪で初めてオリンピック競技となったゴルフが、1900年の“始まりの地”に戻ってきました。
2016年リオデジャネイロで112年ぶりに復活し、2021年の東京では新型コロナウイルス感染拡大による1年延期を乗り越えました。
大会概要
ゴルフ競技は初の3大会連続となり、男子競技は1日(木)にスタートします。
ル・ゴルフ・ナショナルは欧州大陸最古のナショナルオープン「カズーオープンdeフランス」をホストする名門ゴルフコースです。
前年には日本勢3人目の欧州ツアー優勝者、久常涼が輝きました。
2018年には欧米対抗戦「ライダーカップ」が開催され、入場者数が27万人に達するなど大いに盛り上がりました。
競技形式
世界ランキングに基づく五輪ランキングで60人のフィールドが形成されます。
予選カットなしの72ホールストロークプレーでメダルを争います。
注目選手
米国は世界ランク15位以内なら最大4人を送り込みました。
前回金メダリストのザンダー・シャウフェレは、5月の「全米プロ」でメジャー初優勝を果たし、2週前の「全英オープン」も制しました。彼は前人未到の五輪2連覇を狙っています。
スコッティ・シェフラーは現役の世界ランク1位として臨みますが、リオ(ジェイソン・デイ)と東京(ジョン・ラーム)では不参加でした。
日本代表
松山英樹は2大会連続出場。3年前は同年「マスターズ」覇者として母国開催の重圧を背負いながらプレーオフまで戦い抜きました。今回もメダルを目指します。
初出場の中島啓太はアマチュア最後の試合となった22年「世界アマ」を戦ったコースで再び日の丸を背負います。日本男子ゴルフ初のメダルをもたらせるか注目です。
