意外と男子が少ない…　五輪のフィールドにメジャー覇者は何人？【パリ五輪ゴルフあれこれ】

競技概要

　4ラウンド、72ホールの合計ストロークで競技が行われます。
出場人数は男女それぞれ60人。各国最大でも4人（条件付き）まで出場可能です。
トップ選手の名前が連ねる舞台
男子の出場選手には、21年の「東京五輪」で金メダルを獲得したザンダー・シャウフェレ（米国）が注目されています。彼は今年の「全米プロゴルフ選手権」でメジャー初制覇を果たし、「全英オープン」でも優勝しています。世界ランキング1位のスコッティ・シェフラー、ウィンダム・クラーク、コリン・モリカワと米国代表は全員メジャーチャンピオンという強力な布陣で挑みます。

　女子の競技には、米国チームが最強メンバーをそろえています。今季出場5大会連続優勝を果たしたネリー・コルダや昨年メジャー2勝を挙げたリリア・ヴ、プロデビュー戦で勝利を挙げたローズ・チャンなどが出場します。ネリーは東京に続く金メダルを狙っています。

　韓国チームも3人が出場し、いずれもメジャーチャンピオンです。オーストラリアの2人もメジャータイトル保持者で、期待がかかります。また、今年の「全米女子オープン」で大会2勝目を遂げた笹生優花や、「KPMG全米女子プロゴルフ選手権」で2位に入った山下美夢有も注目されています。

　男子は10人、女子は15人のメジャーチャンピオンたちが出場し、金メダルをかけた熱い戦いに挑みます。ゴルフファンにとって、この大会は見逃せないものとなりそうですね！