意外と身近にある“シャフトぽっきり”の危険！ クラブの破損が起きやすいシチュエーションとは？

　プロの試合で、木の近くからボールを打とうとした結果、シャフトが木にぶつかって折れてしまう場面を見たことがある人もいるのではないでしょうか。しかし、クラブが折れる原因は木に限らず、さまざまなシチュエーションで起こります。ここでは、ゴルフクラブが折れる原因と対策について詳しく説明します。

クラブが折れる原因

・想定外の衝撃: クラブは普通のスイングでは折れにくいですが、特定のポイントに力が集中すると折れることがあります。例えば、キャディーバッグが硬い突起の上に倒れたり、クラブを無理に引き抜いたりするとシャフトに大きなストレスがかかります。

・感情的な反応: ダフったり、ミスショットからイライラしてクラブを叩きつけたりすることで、クラブに想定外の衝撃が加わり、折れることがあります。

・カーボンシャフトのデリケートさ: カーボン製のシャフトは柔軟性と軽さに優れていますが、振動や衝撃に対しては非常にデリケートです。想定外の力が伝わるとカーボン繊維同士が結合しようとする働きが弱まり、折れやすくなります。

クラブが折れた場合の対応

・ゴルフ保険に加入する: ゴルフ保険に加入していれば、クラブが折れた際の修理費用を軽減できます。ゴルフ場に証明書の発行を依頼し、保険会社への連絡を取り、折損した部分の写真を撮ることが必要です。

・クラブの取り扱いに注意する: ラウンド中にクラブが折れると自分だけでなく同伴者にも危険が及ぶ可能性があります。シャフトの劣化を防ぐために、クラブが雨でぬれたら水分を拭き取るなどの手入れを欠かさないようにしましょう。