ロイヤルトゥルーンゴルフクラブ（スコットランド）で行われた全英オープンの2日目が終了しました。厳しいコース条件の中で、選手たちは苦闘しながらプレーしています。以下は注目すべき出来事と選手たちのパフォーマンスのハイライトです。
タイガー・ウッズの苦戦
大会3勝のタイガー・ウッズ（米国）はロイヤルトゥルーンの強風に対応できず、トータル14オーバーのスコアを記録しました。予選ラウンドに限れば、これは彼のメジャー自己ワーストとなりました。ウッズは21年2月の交通事故で大けがを負い、その後は限られた出場しかできていません。今季は全英オープンで一区切りをつけ、次戦は彼が主催するツアー外競技「ヒーローワールドチャレンジ」に出場する予定です。
ローリー・マキロイの波乱
ローリー・マキロイ（北アイルラウンド）も大苦戦を強いられました。7オーバーから巻き返しを図った2日目は、スタート6ホールで6オーバーを叩く最悪の立ち上がりでした。しかし、後半は2バーディ・ボギーなしで立ち直り、次戦の「パリ五輪」に向けて顔を上げました。
予選落ちした有力選手たち
ブライソン・デシャンボー（米国）、ルドビグ・オーバーグ（スウェーデン）、タイレル・ハットン、トミー・フリートウッド（ともにイングランド）、サヒス・ティーガラ（米国）らが予選落ちしました。PGAツアーが発表した優勝予想ランキングトップ15のうち、6人が決勝に進めませんでした。
優勝候補たちの戦い
一方で、単独首位に立つシェーン・ローリー（アイルランド）を筆頭に、スコッティ・シェフラー（米国）、ザンダー・シャウフェレ、コリン・モリカワ（ともに米国）など、しっかりと上位争いを演じている選手たちもいます。波乱が待ち受けているか、それとも順当に勝利するのか、今後の展開が楽しみです。
リンクスに吹く気まぐれな風のように、読めない展開が続きそうですね。