【全英オープン】中島啓太はメジャー自己ワースト80と出遅れる
米男子ゴルフツアー 全英オープン(2024年7月18日 英国・ロイヤルトルーンGC=7385ヤード、パー71)
今季のメジャーシーズン最終戦が幕を開け、パリ五輪代表の中島啓太(24歳、フリー)は1バーディ、6ボギー、2ダブルボギーのスコアで80を記録し、9オーバーで出遅れました。
リンクスコース特有の強風と気まぐれな雨に見舞われ、中島は自身のメジャー戦で最悪のスコアを叩き出しました。取材に応じることもできないほどの厳しいスタートとなりました。
2番ホールでボギーを叩き、前半で4つのストロークを失いました。11番と12番では第1打を右のブッシュに打ち込むなど、2連続のダブルボギーを記録。中島は「アグレッシブに攻めていきたい」と語っていましたが、フェアウェーキープ率はわずか42.9%。ショットの安定がなく、苦戦を強いられました。
今季最後のメジャー大会。中島はこれまで5度挑戦しても、一度も決勝ラウンドに進出したことはありません。先週のエビアン選手権でナショナルチーム仲間の古江彩佳がメジャー制覇を果たし、「男子も頑張りたい」と意気込んでいます。2週間後に控えるパリ五輪に向けて、第2ラウンドで巻き返しを図りたいと考えていることでしょう。