三ケ島かな 猛暑のプレーで大会コース記録の64で首位 重いグリーン攻略に「先週のナイターゴルフが良かった」
三ケ島かなが64で首位に立つ
猛暑の中、福岡県出身の三ケ島かな(ランテック)が8バーディー、ボギーなしで回り、大会コース記録の64で首位に立ちました。プロ9年目の村田理沙(ゼビオホールディングス)が1打差で2位につけています。先週の海外メジャー第4戦、エビアン選手権で10位と健闘した岩井明愛(あきえ、ホンダ)やアマチュアの荒木優奈も3位に続いています。パリ五輪日本代表の山下美夢有(みゆう、加賀電子)は5バーディー、ボギーなしの67で回り、7位で好スタートを切りました。
今大会は異例の重いグリーンが選手たちを待ち受けています。スティンプメーター8フィート3分の2のグリーンコンディションは、通常のプロトーナメントよりも一般のゴルフコース並みに重いものです。三ケ島はこの状況でも8バーディーを量産し、首位に立っています。彼女は先週のオープンウィークに友達とナイターゴルフを楽しんだことが良かったのかもしれません。
昨季は左膝の故障に苦しんだ三ケ島ですが、今季は復活の兆しを見せています。ブリヂストンのクラブ、ボールからタイトリストに切り替え、新たなスタートを切りました。暑さにも前向きに対応しており、「マレーシアでの合宿で暑さに慣れた」と語っています。
地元の福岡県で3年ぶりの優勝を目指す三ケ島は、ゴルフを楽しんでプレーしています。彼女の復活への道は確実に歩まれていることでしょう。