【鼻歌】原英莉花がプロ初Vのコースで原点回帰を宣言「攻めていくぞ!」』

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【鼻歌】原英莉花がプロ初Vのコースで原点回帰を宣言「攻めていくぞ!」』

大東建託・いい部屋ネットレディス:原英莉花の挑戦

プロローグ:思い出のコースに戻る

大東建託・いい部屋ネットレディスの開催が近づいています。福岡県のザ・クイーンズヒルゴルフクラブ(6505ヤード・パー72)で行われるこの大会に、原英莉花(はら えりか)選手が6年ぶりに思い出のコースに帰ってきました。

2018年の初優勝

2018年、原英莉花選手は下部ステップ・アップ・ツアー開幕戦「ラシンク・ニンジニア/RKBレディース」でプロ初優勝を果たしました。今回は、そのときと同じ舞台でシーズン後半戦の初戦に臨みます。「もう6年ですか…。去年の大会はお休みしていたので、このコースはあのとき以来ですね。当時は怖いものなしというか、“絶対に自分が勝つんだ”という思いでやっていた。そういう気持ちで今週はやってみようかなと思います」と語り、原点回帰を誓いました。

挫折からの復活

プロテスト失敗からの再挑戦

神奈川・湘南学院高を卒業した2017年7月、原選手は初めてのプロテストに失敗しました。その後、翌年の出場優先順位を決めるQTでも11月の3次予選で敗退。しかし、失意の中でもプロとしてのキャリアをスタートさせました。主催者推薦でレギュラーツアーに2試合出場し、3月には下部ツアーで優勝を果たしました。

師匠の教えとプレッシャー

師匠である尾崎将司(おざき まさし)選手からは「下部で勝てないなら、もう面倒は見ないぞ」と厳命され、そのプレッシャーをはねのけての3打差逆転勝利を収めました。その後も5月に下部ツアーで2勝目をマークし、プロテストも2度目の挑戦で見事に合格しました。

現在の実績と課題

レギュラーツアーでの活躍

原選手はレギュラーツアー通算5勝、そのうち3勝が国内メジャーという素晴らしい実績を持っています。「デビューしたころに比べたら全部がうまくなったと思う」という自負もありますが、同時に「できることだけにフォーカスしてしまっている部分がある。経験が邪魔をしている」と語ります。

変革への意欲

ピンだけを狙っていた昔のようなミスは減った一方で、イーグルが少なくなったことに悩んでいます。今季は16試合に出場してイーグルはゼロ。「今週は少々のリスクを冒してもピンをデッドに攻めていくつもりだ」と宣言しました。

目標と意気込み

世界ランキングの目標

現在の世界ランキング96位から、米女子ツアー予選会の最終(Qスクール)に出場できる75位以内を目指すことが当面の目標です。ツアー177試合目にして、初心に帰って猛暑に負けない熱いハートを取り戻す決意を新たにしています。

鼻歌気分での挑戦

「以前はピンチになったら鼻歌を歌っていました。ステップで勝ったときも歌っていましたよ。ちゃんみなのイケイケのラップでした。よしっ、今週は鼻歌気分で攻めていくぞ!」と、原選手は笑顔で語りました。

エピローグ:未来への展望

原英莉花選手の挑戦は続きます。今回の大会での活躍が、彼女のキャリアに新たな一歩を刻むことでしょう。応援し続けるファンにとっても、目が離せない瞬間が訪れます。

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