山下美夢有、エビアン選手権ではVの古江彩佳にシャンパンシャワー 「今度は自分がかけてもらいたいけど」

　先週は今季初のオープンウィークで、国内女子ゴルフは猛暑の中でシーズン後半戦に突入しました。１８日から４日間、大東建託・いい部屋ネットレディスが福岡県糸島市のザ・クイーンズヒルＧＣ（６５０５ヤード・パー７２）で開催されます。パリ五輪日本代表の山下美夢有（２２）＝加賀電子＝は、１６日昼にフランスで開催されたエビアン選手権から帰国し、自宅に戻らずに会場入りして、五輪前最後となるトーナメントに挑みます。

　エビアン選手権では古江彩佳のメジャー制覇を現地で見守り、シャンパンシャワーを浴びせた山下は「今度は自分がかけてもらいたいけど…。反省はけっこうあったんで。ショートゲームとか、最近は納得いく感じではないんです。距離感やライン読み。そのへんをもう１回リセットして、今週からまた頑張りたい」と話しています。長旅の疲れは口にしないが、コース付近の気温が３５度を上回る中で「暑さにまだあまり慣れていない。体が思うように動いてない」と説明しています。

　五輪開催コースのル・ゴルフ・ナショナルには行かなかったものの、「フランスは意外と暑かった。塩分チャージや強い日差し対策も考えないと」と環境の下調べはできたとのこと。８月７日からの女子競技へ向けて「８月に入ったぐらいに渡仏すると思います」と話しています。