長嶋茂雄INVITATIONALセガサミーカップの最終日、ザ・ノースカントリーゴルフクラブ(北海道)で行われたラウンドで、石川遼選手が素晴らしいプレーを見せました。トータル2アンダー・51位タイからスタートした彼は、1イーグル・6バーディ・1ボギーの「64」を記録し、トータル9アンダー・28位タイで大会を終えました。
石川選手は「ショットが良かったですし、日々微調整しながらという感じだったんですけど、それが最後にうまくハマった感じですね」と振り返っています。
彼は出だしの10番でバーディを奪い、11番でもバーディを記録。さらに、18番パー5ではスピンをきかせた3打目でピンそばにつけてバーディを奪いました。
ハーフターン後も勢いはとどまらず、1、2番で連続バーディを奪取。3番パー5では残り253ヤードをバンカーから3番ユーティリティで放ち、ピンそば1メートルにつけてOKイーグルを達成しました。
前週の「日本プロ」では予選落ちとなりましたが、この試合では初日と3日目のスコアは「72」で満足できるものではありませんでした。しかし、2勝を挙げているザ・ノースカントリーGCで最終日に素晴らしいプレーを見せ、ビッグスコアを記録したことは喜ばしいことです。
石川選手は「スコアっていうのは、むしろスイング以外の部分が大きく関わっているので。スイング以外は問題なくできたのかな。やっぱり最後の日に、いい数字が出てくれるっていうのは後押しになります」とコメントしています。
彼は手応えを感じ、翌週はツアー外競技の「北陸オープン」に出場する予定です。その後、テレビ収録やオープンウィークを経て、8月8日に開幕する「横浜ミナト Championship 〜Fujiki Centennial〜」にも出場する予定です。「アイアンやミドルパットの感覚は良くなっている。試合の中で学べることは多いので楽しみです」と意気込んでいます。