【気づき】森田理香子最下位の予選落ちでも得られたwww
新しい環境やプレッシャーに直面しても、森田理香子選手は常にポジティブな気持ちで挑戦している姿が素晴らしいですね。成長するためには、時には失敗や挫折も必要なんだということを教えてくれる存在ですね
先週の開幕戦からツアー復帰を宣言した森田理香子にとって、今大会はある意味忘れられない試合になったかもしれない。結果は2日間を戦って通算21オーバーの最下位。強風との戦いに苦しみ、結果的には散々だった。
しかし、「すごい強風でしたし、体調面の変化もあるなかでのプレーでした。それでも気づきはありました」と前向きだった。
「ショットの感覚と試合勘も戻ってきているので、少しずつ慣らしていければいい。ただ、ツアーを常に戦っている人は常に練習をしていて、私はそこまでできていない。それをやっているのとやっていないのとでは、相当な違いがあることも分かりました」
2日間のプレーを通して得られたことは他にもあった。
「昔と変わったなと思うのは、“楽しく”できたこと。今は追い込まれていなくて前向きに出来ているのは、変われたところだと思います。それに今の私ならこれくらいかなと」
特に悲観することもなく、後ろ向きになることもない。スコアは悪くても試合を楽しむ余裕が生まれたことは、彼女自身にとっても新たな発見だったに違いない。
次戦は「ヤマハレディースオープン葛城」(3月28~31日)に推薦での出場となる。「とりあえず練習ですね。特にパットはできるかぎりたくさん練習したい」と雪辱を誓った。
森田 理香子(もりた・りかこ)
1990年1月8日生まれ、京都府出身。2008年にプロテスト合格し、翌09年からJLPGAツアー本格参戦。賞金ランキング27位で早くもシードを獲得し、大器の片鱗を見せた。初優勝は10年の樋口久子 IDC大塚家具レディス。13年には年間4勝を挙げて初の賞金女王に。18年を最後にツアーから遠ざかるも、24年「ダイキンオーキッドレディス」で約6年ぶりの復帰を果たす。