首位発進の桜井心那、全米女子OPでの苦い経験転機に「私こんなことしてる場合じゃない」

スポンサーリンク
首位発進の桜井心那、全米女子OPでの苦い経験転機に「私こんなことしてる場合じゃない」

 昨季4勝の桜井心那(20)=ニトリ=が8バーディー、1ボギーの65をマークし、7アンダーで吉本ひかる(25)=マイナビ=とともに首位発進を果たしました。1打差の6アンダーで堀琴音(28)=ダイセル=が3位につけ、5アンダーで小祝さくら(26)=ニトリ=、鈴木愛(30)=セールスフォース=、菅楓華(19)=ニトリ=、李ハナ(韓国)が続いています。前週優勝の桑木志帆(21)=大和ハウス工業=はイーブンパーの57位と出遅れています。

 桜井は初出場した6月の全米女子オープンで予選落ちした経験を乗り越え、今回の首位発進を果たしました。風の中でプレーして限界を感じ、持ち球をフェードからドローに変える決意をしたそうです。土曜日と日曜日に会場で練習し、ストレスのないプレーを実現しています。

 この日は10番からスタートして、前半を5バーディー、1ボギーで折り返しました。後半では3連続バーディーを決め、昨年10月の富士通レディース以来の首位に立ちました。思いつきでキャディーバッグに入れてきたトラスパターも大活躍。前週の32パットから、この日は23パットに激減しています。

 桜井は「ショットが曲がっていたおかげでトラブルショットがうまくなったし、いろいろ試しては失敗しているけど、無駄な試合は一つもない」と語っています。昨年の資生堂レディスからちょうど1年、復活の5勝目が見えてきたと言えそうです。

続きを読む

スポンサーリンク