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“キャメロン女子”がじわり増殖中 なぜ増えた?何を使う?

“キャメロン女子”がじわり増殖中 なぜ増えた?何を使う?

 女子ツアーでスコッティキャメロンのユーザーが増えていることはご存じでしょうか。蛭田みな美、三ヶ島かな、山路晶、イ・ミニョン(韓国)、全美貞(同)、アン・シネ(同)など、数え上げればキリがないほどの選手たちがスコッティキャメロンのパターを愛用しています。なぜ彼女たちが増えているのでしょうか?

 実際にハマっている選手にヒアリングしてみると、山路晶は「前半戦はパットで悩んでいて、それこそテーラーやオデッセイなどいろいろと試していたんです。その時にキャメロンを打ったら打感が良くて。そのおかげなのか、距離感が勝手に合うんですよね」と驚くべきパフォーマンスを発揮しています。

 スコッティキャメロンのパターは削り出しでインサートのないモデルで、打感が柔らかいと評価されています。さらに、SSS素材のヘッドも試している選手もいるようです。ニューポート2プラスは従来のブレードより若干幅が広いデザインです。

 また、阿部未悠は「スーパーセレクト スクエアバック2」を試しています。このモデルは世界ランキング1位のネリー・コルダも愛用しており、見た目の安心感があります。スクエアバック2はニューポート2プラスより幅広で、フェース長は短いです。

 さらに、三ヶ島かなは男子プロの選手が使う軟鉄素材の「009」を試し、最終的にはブルックス・ケプカや松山英樹も現在使っている銅合金インサートの入った「トレリウムT22」を選んでいます。女子ツアーのキャメロン党はみなブレード型を好む傾向が強いようです。

 これだけ使用者が増えていることから、「潜在的にキャメロンを使いたい選手はもっといる」と言えるでしょう。女子ツアーのパター勢力図は今後も注目ですね。

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