ドライバーの不調はパターに原因がある!? 2つのクラブが“しっくりこない”人がチェックするべきポイントとは?
ドライバーとパターはゴルフのクラブセッティングにおいて、異なるスペックを持っていますが、コース上では「次に打つクラブ」として繋がりがあります。ドライバーとパターがうまくいかない場合、スイング以外の原因を知っておくと、それぞれのクラブが効果的に機能することができます1。
以下に、ドライバーとパターの関連性とクラブセッティングについて詳しく説明します。
1.似た姿勢で打つための数値
・ドライバーとパターは異なる目的のクラブですが、アドレス時の姿勢を似たものにするために、クラブ長とライ角が調整されています。
・クラブを置いたとき、すべての番手でグリップエンドの高さに大きな違いがないことが、スムーズに異なる番手を打つための目安となります。
2.ドライバーとパターの長さ:
・パターはドライバーよりも短い場合は問題ありませんが、ドライバーよりも短すぎる場合はプレーの繋がりを考慮する必要があります。なぜなら、次のホールのドライバーの構え方を変える必要があるからです。
3.短尺ドライバーとパッティング:
・パッティング時の前屈みが強い選手は、短尺ドライバーを使用することで、アドレス時の姿勢を合わせやすくなります。
・例えば、ジャック・ニクラス選手はパーシモンヘッドのドライバーを使用していましたが、そのクラブ長さは現代の5番ウッドに近いものでした。
4.中〜長尺パター使用者とドライバー巧者:
・中〜長尺パターを使う選手は、ドライバーのスイングに適したアドレスがしやすい傾向があります。
・現代のパターは重量が増加していますが、ドライバーは軽量化されています。
・クラブ総重量が520グラム以上の現代のパターを使用する際、310グラム前後のドライバーを振ることで、スイングスピードを調整できます。
もしドライバーとパターのどちらかがうまくいかない場合は、クラブ長と重さの流れを変えてみてください1。それぞれのクラブが最適な状態で機能することで、ゴルフのプレーが向上することでしょう。