シャフトクロスになりがち！　トップで曲がる左ヒジを“ピーン”と伸ばすには？

　シャフトクロスとは、ゴルフスイングのトップで、クラブのシャフトが飛球線をクロスする（飛球線よりも右を向く）状態を指します。このシャフトクロスは、ボールの方向性が安定しない要因の一つです。具体的には、以下のようなデメリットがあります。

　ボールの曲がりやすさ: シャフトクロスになると、ダウンスイングでのクラブの軌道がスイングプレーンからズレやすくなり、ボールが右にも左にも曲がりやすくなります。
インパクトの再現性の低下: シャフトクロスは、クラブが体の正面から大きく外れてしまうため、インパクトの再現性が低くなります。

　シャフトクロスを改善するためには、以下のポイントに注意してください。

　左腕の押し込み: バックスイング初期の段階で、左手を下に押し込むことで、シャフトクロスを抑えることができます。左手を押し込むタイミングは、胸が回り始めた時に行うと効果的です。
足の動き: 下半身は上半身に引っ張られるまで何もしないのがオススメです。無理に回すことなく、ベタ足でスイングすることでミート率が向上します。
ツアープロのお手本として、ネリー・コルダ選手や中島啓太プロのスイングを参考にしてみてください。飛距離を上げたい方やレベルアップを目指す方は、下半身を使うタイミングを意識してみてくださいね。