キャロウェイが新「オーパス」ウェッジをお披露目

　PGAツアー選手向けの新しい「オーパス」と「オーパスプラチナム」ウェッジが、2024年「トラベラーズ選手権」で正式に提供されました。キャロウェイのツアーマネジャー、ジョー・トゥーロン氏によれば、キャロウェイの契約選手たちは約2年間にわたり、ウェッジのプロトタイプ作りと設計プロセスに参加してきました。

　ウェッジの形状については、アドレス時の見た目、リーディングエッジの形状、フェースを開いたときのクラブの座り、ソールの形状、打音、打感、さらには様々なコンディションでのターフの抜け具合に細心の注意を払いました。キャロウェイの開発設計チームは長年にわたりウェッジの研究を重ねてきましたが、今回はツアープロのフィードバックが特に重要でした。

　ツアープレーヤーにとって、ウェッジの形状は重要な要素です。彼らが最初にウェッジをセットした際に気にするのは、アドレス時の見た目と、フェースを開いた際の形状です。この最終形のウェッジは、6番目のプロトタイプをベースにしています。

　クリス・カークは最初に“S6”プロトタイプウェッジを実戦投入し、2024年「ザ・セントリー」で優勝しました。ザンダー・シャウフェレは「全米プロゴルフ選手権」でオーパスウェッジを使用して優勝し、アクシェイ・バティアは先週の「全米オープン」でオーパスウェッジをバッグに入れて3位に入りました。

　キャロウェイは火曜日に「トラベラーズ選手権」でオーパスウェッジの4種類のグラインド（C、W、S、T）と、Cグラインドでヘッド内部がタングステンにより重量配分されたオーパスプラチナムウェッジを公開しました。一般向けのリリースについては今後の発表を待ちましょう。しかし、ツアープレーヤーたちのお墨付きを得たウェッジとして、オーパスウェッジは注目されています。