日程: 20日
会場: 西那須野カントリー倶楽部(栃木県)
ヤード数: 7036ヤード・パー72
ジャパンプレーヤーズチャンピオンシップ(JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP)は、ジャパンゴルフツアー選手会(JGTPC)が主催する大会です。今年は、選手会副会長の石川遼が実行委員長に就任しました。
大会を盛り上げる施策として、初日の後半9ホールでは、大会を中継するABEMAのピンマイクをつけてプレーが行われました。「緊張感がプラスアルファにあって、非常にいい経験になりましたね」と石川遼は振り返りました。これはレギュラーツアーでは初めての試みでした。
石川遼は10番ホールでマイクをつけた際、「やっぱり(マイクが)ついてるなっていう感じはあった」と話しています。その後は、相棒の佐藤賢和キャディとともに、風、距離、グリーンの読みなど、詳細な会話が視聴者に届けられました。
「佐藤キャディがいつも僕がどこにショットしたか、パッティングでも1フィート、2フィートオーバーしたとか、ジャストタッチだったとかすべて記録してくれています。そういう会話がおのずと視聴者の皆さんに届けられる。リアルにこういう感じでやっていますというのは伝えられたと思います」と石川遼は語っています。SNS上では、「ピンマイクの会話、おもしろすぎ!」との声が多数寄せられているようです。
「全然やることは同じなので。そこで特別なことをやろうとしてもできないですし。笑わせようとか、盛り上げようとしたワケではないので。ただただ真面目にプレーしているので(笑)。普段のプレーをこれ以上でもこれ以下でもない感じでしました」。石川遼はいつもの自然体の姿でプレーしていたようです。
将来的には、米ツアーやDPワールド(欧州)ツアーで行われている放送席との掛け合いも行いたいと考えているそうです。「ゴルフは競技でもあり、エンターテイメント性もあるので。競技として魅せていくことも尊重しつつ、選手はそんなに頑張らずに普段通りのことをしていながら、魅力をうまくファンに伝えることができればいいですね」。この試みは明日の2日目も続けられる予定です。
