松山英樹はパリ五輪への意気込み「あんまりない」も…闘争心に火がつくかは「首・背中」次第
全米オープンの激戦が終わり、B・デシャンボーがR・マキロイを制して優勝しました。松山英樹(32)は通算2アンダーで6位に入りましたが、メジャー2勝目への逆転優勝は叶いませんでした。
次なるビッグゲームは7月18日に開幕する全英オープンですが、その後に待つのはパリ五輪です。会場は名門の「ル・ゴルフ・ナショナル」で、世界ランキング109位の星野陸也が予選落ちしたことで、松山と中島啓太が出場権を獲得しました。
松山は4大メジャーにこだわりを持っていますが、五輪のメダルには執着していないようです。前回の東京大会では4位でメダルを逃しましたが、今回は闘争心に火がつくことでしょう。ただし、問題は心よりも体の状態です。
昨年は首痛や背中痛に苦しみ、今年2月にツアー9勝目を挙げるまで約2年間も優勝から遠ざかっていました。完全復活とは言い難い状況ですが、毎試合優勝を争う厳しい戦いが続いています。
8月に行われる男子の五輪ゴルフは終盤の時期であり、フランスの酷暑も心配されています。ファンは金メダルを期待していますが、灼熱の舞台で体調を崩さないことを願っています。