蝉川泰果、66で首位と1打差の2位浮上
蝉川泰果は、3打差の23位から出発し、6バーディーと1ボギーの66をマーク。首位と1打差の2位に浮上しました。彼は「久々にこんなに良いプレーができた」と充実の表情を見せています。1番ホールでタップインバーディーを奪い、その後もピンを刺すショットで4連続バーディーを記録し、リーダーボードを駆け上りました。
練習とメンタルのバランス
前週のオープンウィークでは休養を取り、クラブを握ったのは一度だけでした。普段から休日でも熱心に練習を行う蝉川にとっては珍しい選択です。「自分の打てる球筋が増えても、本番でうまく打てない。今は練習するより考えるときかなと思い、マネジメントやメンタルを考えることを優先させた」と説明しています。
スイングチェックと効果的な練習
今週はスイングチェックにも余念がありません。練習場では何度もキャディーに動画撮影を頼み、入念に確認しています。「本番になるとスイングが変わっている。練習の質も変わった」と、効果を実感している様子です。試合前もラウンド後も、打席の後ろからスマホで動画を撮影し、微調整を重ねています。
メジャー3冠への挑戦
2022年に日本オープンでアマチュアとして優勝した蝉川。昨年は最終戦の日本シリーズJTカップを大会最年少の22歳326日で制しました。今大会で優勝すれば、史上12人目のメジャー3冠達成となり、最年少記録を更新します。「5年シードだし欲しいですね、このタイトルは」と、メジャー制覇への意欲を示しています。
週末に向けて
今季はここまで4試合に出場していますが、最高成績は24位と上位争いに絡めていません。しかし、今大会での優勝を目指す蝉川。「まずは良いゴルフを4日間続けたい」と冷静に週末を迎えています。悲願の優勝に向けて、彼のプレーに注目です!🏌️♂️💪
