『吉本ひかるが首位浮上 前週Vの新垣比菜に刺激受け「私も頑張りたい」』
吉本ひかる、サントリーレディス第2日で首位浮上
サントリーレディスゴルフトーナメントの第2日目で、吉本ひかる(25)が68のスコアで回り、通算7アンダーで小祝さくら(26)と岩井千怜(21)と並ぶ首位に浮上しました。昨年以来のツアー2勝目を狙っています。大里桃子(25)と高橋彩華(25)が1打差の4位につけており、昨季年間女王の山下美夢有(22)もさらに1打差の6位につけています。
吉本は友人の活躍を力に変えて、首位に浮上しました。前週の「ヨネックスレディス」を制した新垣比菜と同じ〝黄金世代〟の吉本は、満足そうにうなずいています。
ラウンド中、吉本はアプローチとパットが全体的に良かったと感じています。ボギーが先行したものの、後半のアウトで4バーディーを奪い、好スコアをキープしています。
また、愛用していたクラブが廃盤になったことで苦戦していた吉本は、古いクラブを見つけて再投入。それにより、最近のボギーが減少し、自信を取り戻しました。
吉本は親友であり、前週の優勝者でもある新垣比菜ととても仲が良いです。神戸市内の韓国料理店で新垣の祝勝会を開いたこともあります。最終日には雨の中、新垣を祝福するために待機し、感動的な抱擁を交わしました。
「優勝はやっぱりいいなと思った。私も頑張りたい」と吉本は語っています。戦友であり、親友である新垣の姿を胸に、今週は自分の晴れ舞台にしたいと考えていることでしょう。
