『「よりスリリングで難しく」石川遼も警戒する宍戸の名物17番に施された改修とは?』

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『「よりスリリングで難しく」石川遼も警戒する宍戸の名物17番に施された改修とは?』

石川遼、メジャー初戦に挑む

 国内男子ツアーの今季メジャー初戦開幕前日の5日、石川遼(いしかわ・りょう)がプロアマ戦に出場し最終調整を行いました。ツアー18勝を誇る石川選手ですが、これまで思うような成績が残せていない鬼門の大会となっています。

 石川遼は2018年に主戦場を米ツアーから国内ツアーに戻しましたが、予選落ち(19年)、20位タイ(21年)、28位タイ(22年)、予選落ち(23年)と上位に食い込めていません。記者から指摘されると「大得意です」と冗談めかして周囲を笑わせたそうです。

 舞台は今年も宍戸ヒルズCC西コース。7430ヤードの距離と粘りっけのある長いラフが特徴です。名物ホールはグリーンの手前に大きな池が口を開ける終盤の17番パー4。これまで何度も優勝争いを演出してきた難攻不落のホールです。

 改修が施された17番では、池とグリーンの幅が狭くなり、池に向かって傾斜がつけられました。前年までは「池さえ越えれば入ることはなかった」が、そうはいかなくなったようです。

 石川選手は「ちょっとした違いだとは思いますが、よりプレッシャーの高まるコース改修だと思う。前よりスリリングで難しくなった。それが1打2打の勝負を分ける可能性もある」と警戒を深めつつ、「みんなでこの試合の価値を高めていこうという関係者の皆さんの熱意をすごく感じます」と感謝しています。

 例年、ティショットを左のラフに入れセカンドショットを池の手前に刻むか、グリーンを狙っていくかの選択に迫られる選手は多いそうです。「今年はラフが短めなので、ラフからグリーンを狙っていく人は多いと思う。狙える状態だからこそ狙えるエリアが狭くなった」とのこと。

 メジャー大会だからといって気負いはないそうで、「そこに対しては強い気合いみたいなものはないのですが、とにかく自分の場合は一打一打をかみしめてやっています。一つひとつのショットに意味をもって、次に繋がるように打てているので、そういう状況を楽しみながらやりたいし、良い準備をしたいなと思います」と話しています。

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