『石川遼、新シャフトで難コース攻略へ 全米女子オープンの日本勢躍動に「レベルの高さを物語っている」』
男子プロゴルフツアーの今季国内メジャー初戦、BMWツアー選手権森ビル杯が茨城県の宍戸ヒルズCCで開催されています。ツアー18勝の石川遼(カシオ)は最終調整中です。過去10回出場して最高15位(2010年)を記録し、予選落ちは5回と好成績ではありませんが、彼はコースを「大得意」と話しています。今週からドライバーのシャフトを変更し、難コースに挑戦しています。新たな武器を手に、上位を目指しています。
前週には笹生優花が全米女子オープンで日本勢男女通じて史上初のメジャー2勝を達成し、日本勢の躍動が目立ちました。次週の海外メジャー、全米オープン(ノースカロライナ州パインハースト・リゾートで開催)には石川遼を含めて日本勢6人が出場予定です。日本ツアーを主戦場にする選手は4人のみで、ワールドランクのポイントを稼ぐためにメジャー出場が重要です。石川遼は選手会副会長として危機感を持ちつつ、国内男子ツアーのレベルの高さを強調しています。
今年の改修された17番ホールではグリーンが池の方に広がり、難易度が上がっています。石川遼は「一つ一つのショットに意味をもって、次につながるように打てている」と意気込んでおり、国内メジャーでの好成績を活かして米ツアーを目指しています。
