『【鶴岡果恋がヨネックスレディス失格】昨年の最終QTでも…ゴルフ競技委員「過少申告は本人の責任」だが失格判定を出すのは「胸が痛い」』

スポンサーリンク
『【鶴岡果恋がヨネックスレディス失格】昨年の最終QTでも…ゴルフ競技委員「過少申告は本人の責任」だが失格判定を出すのは「胸が痛い」』

 先週の国内女子ツアー「ヨネックスレディス」で9位タイに入った鶴岡果恋選手が「スコア誤記」により失格処分となりました。問題は最終ラウンドの17番ホールで起きました。1打目が右のOB方向に飛んだため、印を付けた暫定球で打ち直しましたが、2打目を打つ際にその印を確認できず、本球だと自己判断してプレーしました。しかし、競技終了後に映像で確認したところ、2打目として打ったボールは本球ではなく暫定球だったことが判明しました。1打目のOBによる罰打を入れて「6」とすべきところ、暫定球を本球としてプレーした「4」をスコアカードに記入して提出したため、過少申告のペナルティとなったのです。

 ゴルフは自己申告が原則であり、競技委員がルールに関する判断を行います。競技終了後には競技委員同士で情報を共有し、判定を下すこともあります。競技委員の役割は注目されることは少ないですが、大会の円滑な進行・運営を司っています。

 また、競技中の映像確認による解決は難しいです。広大なゴルフ場で競技委員がすべてのプレーを目視することは不可能であり、映像判定も困難です。競技委員は問題を迅速に解決するために同伴競技者やギャラリーの情報を活用し、「合理的な判断」で進めています。

 最後に、2023年の最終QTでは注目の高校生プロ・菅楓華がスコア誤記で失格となりました。選手たちはルールに対して慎重であるべきです。

続きを読む

スポンサーリンク