『「TS」シリーズから一新！ 気になるタイトリストのNEWドライバー「GT」がツアーに投入！』

　タイトリストが新しい「GT」シリーズのドライバーをツアーに投入することを公式SNSで発表しました。この「GT」シリーズは、前作「TSR」シリーズから2年ぶりに登場する新モデルで、6月6日から開催される「ザ・メモリアルトーナメント」でお披露目されます。ヘッドのデザインはすでに明らかになっており
、契約プロがテストする映像も公開されています。

　「GT」シリーズは、2018年に登場した「TS2/TS3」以来、3代続けて展開されてきた「TS」ブランドの新たなシリーズです。気になる性能については、ウェイト位置の変更があります。例えば、「GT3」の可変ウェイトはフェースに近い位置に設置されており、一般的にはより浅い重心となる変更です。また、「GT2」にはヘッドの後方にウェイトポートが設置されている一方、「GT4」はソール前方に固定式ウェイトがあります。

　R&Aの適合リストには、「GT2」、「GT3」、「GT4」の3機種が掲載されています。ただし、大ぶりで寛容性が高い「TSR1」の後継モデルに相当するものはまだ掲載されていませんが、今後登場する可能性が高いと考えられています。

　現地取材によると、ウィル・ザラトリスはすでに「GT」シリーズで練習ラウンドを行っているようです。一方、ラドビッグ・アバーグやウィンダム・クラークはテストのみを行ったようで、アバーグはフェース面の感触の違いに注目しているとのことです。新素材を採用したフェース性能が高く評価されている「TSi」や「TSR」から、今回も新たなフェースを採用している可能性があります。

　PGAツアーでドライバー使用率1位を続けているタイトリストの6年ぶりの新シリーズ、「GT」の動向に目が離せませんね。