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【新垣比菜】6年ぶりの涙のV!苦難を乗り越えた感動の一戦

【新垣比菜】6年ぶりの涙のV!苦難を乗り越えた感動の一戦
新垣比菜の涙には、彼女の苦しい6年間の軌跡が込められているのだろう。
苦しい時期を乗り越えての勝利は、さぞかし感動的なものだったに違いない。

 「苦しかった…」黄金世代・新垣比菜が苦難を乗り越え涙の6年ぶりV

黄金世代の新垣比菜が涙の6年ぶりVを果たした。

ヨネックスレディス最終日

1. 感動の優勝

ヨネックスレディス最終日、新潟県のヨネックスカントリークラブで開催された大会で、25歳の新垣比菜が大粒の雨の中で涙をこぼしました。2日目には自己ベストの「63」をマークして首位に立ち、最終日には4バーディ・2ボギーの「70」を記録。トータル14アンダーで逃げ切り、2018年の「サイバーエージェントレディス」以来となる6年ぶりのツアー2勝目を達成しました。「すごくうれしいというか、ホッとしています」と優勝会見で本音を語りました。

2. 最終組でのプレー

昨年4月の「フジサンケイレディス」以来の最終日最終組でのプレーとなった新垣は、早朝からの大雨という厳しいコンディションの中で首位の座を守り抜きました。「これまでだと緊張して全然ゴルフにならなかったが、今回は落ち着いて平常心を心掛けた」と振り返ります。

3. 兄との感動の瞬間

最終18番ホールでウィニングパットを決めた瞬間、3年前からキャディを務める兄の夢蔵さんが号泣。その姿を見て新垣も涙を流しました。グリーンサイドには、同学年の吉本ひかるや大里桃子らが出迎えて祝福しました。

4. 黄金世代の一員として

新垣は渋野日向子や畑岡奈紗らと同じ1998年度生まれの黄金世代です。2011年の「ダイキンオーキッドレディス」では12歳74日という史上3番目の年少記録で出場し、トップアマとして活躍しました。2017年にプロテストに合格し、ルーキーシーズンの18年には世代一番乗りでツアー優勝を果たしました。

5. 調子を取り戻すための努力

その後、ショットの調子が悪くなり、2020-2021年シーズンにシード権を喪失。今年はQTランキング13位の資格でレギュラーツアーに出場していました。「苦しい時期が続き、どうやったら調子を戻せるのか分からず悩みました」。22年の9月頃から青木翔コーチの指導を受け、スイング改善に取り組んできた努力が実を結びました。

6. これからの目標

新垣のこれからの目標は「また優勝できたら最高ですが、今回のようなチャンスがまた来るかは分からない。QTを受けなくていいので、もっと楽に、何にも追い込まれずに気持ちのいいゴルフをしたいです」と語りました。苦しい時期を乗り越えた25歳は、自然体のゴルフを続け、さらなる飛躍を目指します。

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