大会概要

• 日付: 6月1日
• 場所: ヨネックスカントリークラブ（新潟県）
• コース: 6339ヤード、パー72

新垣比菜の活躍

ベストスコアの達成

25歳の黄金世代、新垣比菜が1イーグル・7バーディ・ボギーなしの「63」を記録。「今日の9アンダーは自分のベストスコアなので嬉しい。自己評価は100点です」と喜びを語りました。トータル12アンダーで単独首位に立ち、2018年4月の「サイバーエージェントレディス」以来のツアー2勝目を目指します。

華麗なショット

前半から順調にスコアを伸ばしていた新垣は、12番パー4で魅せました。残り99ヤードの第2打を50度のウェッジで振り抜くと、ボールはグリーンで3回バウンドしてそのままカップイン。見事なショットインイーグルを決めました。「ボールが入るのは見えていました。風はフォローで、思い通りに打つことができました」と振り返りました。

新垣比菜の背景

黄金世代の一員

新垣は渋野日向子や畑岡奈紗と同じ1998年度生まれの黄金世代です。2011年、地元沖縄で行われた「ダイキンオーキッドレディス」には12歳74日で出場し、史上3番目の年少記録を達成しました。17年にプロテストに合格し、ルーキーシーズンの18年には世代一番乗りでツアー優勝を果たしました。

6年ぶりの優勝を目指して

しかし、その後の6年間は優勝から遠ざかっています。同世代の畑岡や渋野、勝みなみなどは米ツアーに参戦する選手も多く、新垣はゴルフへのモチベーションについて「その時、その時の調子があるので。少しでも上手くなれるようにと考えながらいつもやってる感じです。モチベーションはあったりなかったりで、割と淡々とやってました」と語り、自分のペースを崩さずにここまで戦ってきました。

スコアを伸ばした要因

今週、新垣がスコアを伸ばした要因にはパッティングの好調さがあります。「グリーンとの相性が合っていますね。初日の後半辺りからいいので、ショートしないようにしっかり打とうと。それがいい感じで合っているんだと思います」と話し、スコアに結びつけました。

今後の展望

「久しぶりの優勝争いで緊張もするかなと思いますが、今日のようなゴルフができたらいいなと思います。勝ちたい気持ちはあります」と語り、足早に練習場へ向かいました。