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『世界ランク1位がパー3で「10」 ネリー・コルダまさかの池ポチャ3回』

『世界ランク1位がパー3で「10」 ネリー・コルダまさかの池ポチャ3回』

 全米女子オープン初日、世界ランキング1位のネリー・コルダがパー3で「10」を叩いてしまいました。グリーン手前の小川に3度ボールを入れ、1ホールでスコアを7つ落とす大トラブルとなりました。その他に6ボギーを喫した第1ラウンドは、バーディ3つでは到底巻き返せず、合計スコアは「80」でした。この出遅れにより、コルダは10オーバーとなりました。

 特に厄介だったのは、前半12番のパー3でのプレーでした。前の組のトラブル処理に時間がかかり、ティイングエリアで20分以上待たされたコルダは、6Iでのティショットを奥のバンカーにこぼしてしまいました。脱出を試みた2打目は下り傾斜と風に押されてグリーンをオーバーし、イエローペナルティエリアの小川に転がり落ちました。その後、4打目、6打目も同じ小川に入れ、8打目でようやくグリーンに乗せて、3mを2パットで沈めました。

 この「10打」は、同ホールの平均スコアが「3.80」であり、18ホールのうち最難関のホールでした。全米女子オープンでのこの出来事は、コルダにとってまさかの滑り出しと言えるでしょう。彼女は今季8試合に出場し、米国女子ツアー史上3人目の出場5連勝を含む6勝をすでにマークしており、4月の「シェブロン選手権」に続くメジャー連勝がかかる今大会でも優勝候補の筆頭に挙げられていました。

 2日目に巻き返すことができるか、コルダ自身も気持ちの切り替えがうまくいかなかったことを悔やんでいます。彼女は「80は打ちたくなかったけれど、ボギーを続けてしまった。全米女子オープンでの、この2ラウンドは良くないわね…」と語っており、元気な言葉はないままでした2。まだ試合は始まったばかりですが、週末の展開が楽しみですね。

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