「PGM CUP」初日：植竹愛海選手の珍しいギアに注目

5月30日、茨城県のセゴビアゴルフクラブ イン チヨダでマイナビ ネクストヒロインゴルフツアー第6戦「PGM CUP」の初日が行われました。初日を3アンダーでスタートした植竹希望選手の妹、愛海選手のバッグには、他の女子選手ではあまり見かけない珍しいゴルフギアが詰まっていました。今回はその詳細についてレポートします。

ライオンマークの軟鉄鍛造アイアン

愛海選手のバッグには、女子選手が使用するには珍しい「グランプリ」社製のクラブが入っていました。特に目を引くのは、バックフェースにライオンマークが特徴的な「エミリッド バハマ CV8」モデルのアイアンです。これは、ストレートネックで小ぶりながらも低重心で高弾道を実現する軟鉄鍛造モデルです。

「顔がきれいで、構えやすいです。私はグースネックが苦手なので、ストレートネックが好きですね。ヘッドが小さくて構えやすいし、打感も柔らかい。ソール幅が広くてやさしいモデルです」と愛海選手は語っています。

ドライバー「グランプリ ワンミニット G57」

愛海選手が使用しているドライバーは「グランプリ ワンミニット G57」。このモデルはセミディープ設計で力強い弾道が特徴です。彼女は高校1年生か2年生の頃から約7年間このモデルを使用しており、「このヘッドは飛ぶし、曲がらないですね。スクエアに構えられる顔も好きで、すっきりした感じが気に入っています。ドラコンプロなどもこのドライバーを使っていて、飛距離に定評があります」とのことです。

クラブ選びのきっかけ

愛海選手が「グランプリ」社のクラブを使い始めたきっかけは、幼少期から通っていた練習場の工房で働くクラフトマンの勧めでした。「練習場の工房でお世話になっていたおじいちゃんが『グランプリ』を勧めてくれて、それがきっかけでクラブを使い始めました」。最近ではパターも「グランプリ」製を使用しており、すっかりその魅力に惚れ込んでいるようです。

感想

今回のレポートを通じて、植竹愛海選手のクラブ選びのこだわりと、彼女が大事にしているポイントがよくわかりました。珍しい「地クラブ」を使いこなす彼女の姿勢には感銘を受けます。また、そのクラブ選びの背景にある幼少期からの経験とクラフトマンとの絆が感じられ、とても心温まるエピソードでした。今後、彼女がこのギアを武器にどのようなプレーを見せてくれるのか、非常に楽しみです。

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