スポンサーリンク

【桑木志帆】雑念を払い“脱力”のテーマで逆転へ!

【桑木志帆】雑念を払い“脱力”のテーマで逆転へ!
桑木志帆の集中力の高さには驚かされます。
雑念を振り払い、脱力することで逆転勝利を果たすなんて、本当に素晴らしいですね。

 足踏みの桑木志帆は「雑念だらけ」と猛省 4打差逆転にテーマは“脱力”

初優勝を虎視眈々と狙う若手のひとり。桑木志帆が最終日に爆発するか。

<リゾートトラストレディス 3日目◇5月25日◇関西ゴルフ倶楽部(兵庫県)◇ 6545ヤード・パー72>

桑木志帆は、首位との差をスタート前の1打から4打に広げてしまいました。3バーディ・3ボギーの「72」とスコアを動かすことができず、順位は3位から4位に後退。初優勝を目指していた彼女は悔しさを押し殺しながら静かに語りました。

「風が強くて、慎重にプレーしようと思っていたけど、バーディが欲しくて攻めすぎてしまいました。パットとアプローチでミスをしてしまい、雑念が多かったです」

5番パー4では3パットのミスを犯し、流れを悪くしました。2週前の「RKB✕三井松島レディス」の開幕前に訪れたパッティングスタジオで、脳の使い方を学びました。彼女はパワフルなショットが持ち味で、大胆な性格と思われがちですが、実は繊細な一面もあります。特にパッティングでは左脳が働きすぎてしまうのが課題でしたが、右脳を使うパッティングを学び、2日目までは成果を感じていました。しかし、決勝ラウンドに入ると「左脳ばかり使ってしまい、全然ダメでした」と肩を落としました。

「気合が入りすぎて、アドレナリンも出て、飛距離が普段より20ヤードくらい伸びていました。冷静なつもりでも、体が反応して振りすぎてしまいました。もっと気持ちを抑えないといけないですね」

優勝するために必要なことは理解していますが、一朝一夕にうまくいくものではありません。4打差を追いかけて最終組の2組前から出る最終日について、「気合を入れずに練習ラウンドだと思って回りたい。平常心で行きたいです」と語りました。昨季はメルセデス・ランキング10位で初シードを獲得し、2位が3度ありました。今季は全試合に出場し、トップ10入りは4度。ドライビングディスタンスとフェアウェイキープ率の合算値で1位に立つなど、初優勝への準備は整っています。

「もう少し力を抜いていきたい」。その加減も難しいですが、彼女は何度も悔しい思いをしてきました。首位とは4打差。右脳を使い、ほどよい脱力で追いかけるには、今が絶好の機会かもしれません。

続きを読む

スポンサーリンク