『ルーキー清本美波が初の予選通過「ちょっと成長かな」』
リゾートトラスト レディス 2日目
清本美波選手は、最終18番を前に「バーディじゃないといけない」と表情を引き締めました。初日は「70」のアンダーパーで回りましたが、この日は「アプローチがあんまり良くなくて」と17番までバーディなしの4ボギーを記録しました。
ティショットはフェアウェイに置き、2打目は8Iで上2mにつけたそうです。「ちょっと緊張したが、ちゃんと手が動いた」と語っています。そして、カップ真ん中から沈めるバーディを決めて、予選通過圏内に滑り込み、ギャラリーの歓声を背に拳を握ったそうです。
昨年のプロテストでは高校生でトップ合格し、注目を集めましたが、最終QTでは100位に沈み、今季は下部ツアーが主戦場となっています。レギュラーツアーは主催者推薦で参戦し、ここまで全5試合で予選落ちを喫していたそうです。アンダーパーも4月の「パナソニックオープンレディース」2Rの「70」のみで、プロの壁に直面していたとのことです。
清本美波選手は「まず気持ちでいける気がしない。周りがすごい人だから。そんな強気になれない。でも、この5試合ぐらいで“一打の重み”に気がついた」と語っています。通算1オーバー55位のカットライン上で初めての決勝ラウンドに進むことになり、彼女は「あしたもやれるのがすごくうれしい。上を向いて行けるかな。カット(予選落ち)を気にしないで良いし。まずはこの雰囲気を楽しみたい。ちょっと成長かな」と話しているそうです。18歳にとって記憶に残る週末となりそうですね