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【68】原英莉花は最終日に不満の声「スタートダッシュできなかった」

【68】原英莉花は最終日に不満の声「スタートダッシュできなかった」
原英莉花は長い間『73』の数字に苦しんでいましたが、最後にはそれを脱出できて良かったですね。
スタートダッシュがうまくできなかったとは言え、次回に期待したいですね

<ダイキンオーキッドレディス 最終日>
◇3日
◇琉球ゴルフ倶楽部(沖縄県)
◇6595ヤード・パー72

原英莉花が3日間並べた『73』の呪縛から解放された。「何をしてもオーバーなのかなと(笑)。『今年もしょぼいな』とか思われたかもしれないので、とりあえずは赤字(アンダーパー)で終われたのでよかったです」。最終ラウンドは5バーディ・1ボギーの「68」と取り戻し、トータル1アンダー・27位タイで国内初戦を終えた。

原英莉花のちゅーちゅータイム【写真】

「パットが決まってくれたかな。チャンスは4日間つくれていたけど、流れを変えるパットが入ってくれていなかった」。3日間はストレスの溜まるゴルフだったが、最後の最後でようやく決めきることに成功。この日は“直角”パットもねじ込んだ。

90度切れるパットは後半の7番パー5。「ピンの奥につけてしまった。直角に曲がるくらいのスライスラインを入れました。風もあるし、『いやだな』みたいな感じでした」というパットを「触るだけ」の優しいタッチでカップに沈めた。

先週はタイで行われた米国女子ツアーに参戦したが、この2戦を終えて感じたのは50ヤード以内の精度。「ピンが手前にきられているホールで、50ヤード以内のショットを奥につけてしまうところがあったので、アプローチのバリエーションの必要性は感じましたね」。課題に挙げているチャンスメークのためのアイアンショットとともに、アプローチの精度と距離感も詰めていく。

4日間を終えて、表情は曇りがち。本来なら納得の滑り出しを見せたい国内開幕戦だったが、「最後60台でも良くはない。毎年同じような感じ。スタートダッシュはならなかったですね」と悔いの残る沖縄戦となった。春先での優勝を目指す今季。最後は「また来週頑張ります!」と元気にコースをあとにした。

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