『遅れてきた”黄金世代”高木優奈、6バーディーノーボギーの暫定3位でV戦線発進』
ブリヂストンレディスオープン第1日
高木選手は13日に26歳の誕生日を迎え、「まだ誕生日はうれしいなと思います」と笑顔を見せながら、プレゼントされた入浴剤で疲れを癒しながら今季12連戦目を戦っています。この日は2番ホールのセカンドショットを打ち終えて1時間44分の中断がありましたが、「再開後、第4打も寄せきれなくて奥から2メートルのパーパットが残ったんですが、うまく決まってくれて一日がよくなった」と語っています。4番ホールでは25ヤードをチップインバーディーで攻略し、続く5番ホールでは4メートルを沈め、最終18番ホールで2・5メートルのパットを決めて、6バーディーでボギーなしのゴルフを展開しました。
高木選手は1998年5月生まれの黄金世代に属しています。プロテスト合格は受験6回目の昨年11月であり、少々照れながらも「これでもルーキーなんで」と初々しさを主張しています。QTランク14位で今季前半戦の出場権を獲得し、開幕戦では9位の好成績を収めましたが、前週までの3試合は予選落ちとなっていました。「疲労もあったのでケアに力を入れて、スイング時に右のお尻を意識するようにした。腹筋に力が抜けていたりしたので」と振り返っています。開幕時に比べて「楽しいけどワクワク感が少なくなって、悪いところ探しばかりして振れなくなってたし、パットも打てなくなっていた」と反省しています。
1つ年を取りましたが、心身はちょっと前の若い自分に巻き戻したようです。臼井麗香選手、天本ハルカ選手に次ぐ黄金16人目の優勝者となる好機が訪れています、高木選手の今後の活躍に期待ですね!
