プレーするときに元気をもらえそうです。
読みやすくした“ごとぅーみゆ” 福岡娘に元気を与える太陽マーク【世界にひとつのマイボール】
プロゴルファーのボールには名前、オリジナルのロゴなどが印刷され、そのオウンネームは唯一無二のデザインになっている。そこにどんな“想い”が込められているのか。深掘りしていきたい。
プロゴルファーのボールには名前、オリジナルのロゴなどが印刷され、そのオウンネームは唯一無二のデザインになっている。そこにどんな“想い”が込められているのか。深掘りしていきたい。
福岡県北九州市出身の後藤未有。クラブは本間を使用し、ボールはスリクソンを展開するダンロップと使用契約を結んでいる。選んだのは“白”の『Z-STAR ◆(ダイヤ)』。「もともと赤(Z-STAR XV)を使っていたけれど、それよりもスピン量が出て、飛距離も変わらないのでこれにしました。打感も硬すぎず柔らかすぎずでいい感じです」。スピン量が増えると飛距離が落ちるというのが定説だが、それもなく、いいところどりのバランスのいいボールを愛用する。
9月29日生まれであるものの、「ラッキーナンバー」の22がボールの番号。すべてその番号で揃えているから、1スリーブに3個入っているボールに「※」「※※」「※※※」と手書きして「(違いが)分かるように」と区別をしている。
そのなかでまず、ひときわ目を引くのが太陽のマーク。オレンジをベースとした顔つきの太陽に、ほっぺをよーく見るとラッキーナンバーの22が入っている。「デビューのときからずっとこのマークです。なんだか元気出るかな~って思って(笑)」。このマークを使い始めたきっかけは定かではないが、大好きなオレンジ色をモチーフにしたデザインは自然と笑顔にさせる。
そのオレンジ色で名前も刻印。『ごとぅーみゆ』にしているところもポイントだ。「本当は“みゆう”なんですけど、音が悪いので、“みゆ”で切りました。まあそれでもいいかなって(笑)。みゆって名前は多いけれど、ごとぅーは私だけじゃないですか」。シード選手だけでもみゆう、みゆの名前は4人。ぜひ“ごとぅー”と覚えてほしい。