自らの活躍で勝利を呼び寄せる。
◇ ◇ ◇
久保がサッカー愛をさらけ出した。9月のメキシコ戦で左足首を負傷し、状態が思わしくない中でも10月の活動に参加。その後、クラブで悪化させて今回は危ぶまれたが、直前に復帰して間に合わせた。なぜ多少無理をしてでも3カ月連続で代表に来たのか。
「僕、日本代表好きなんで。あとはあっちに残っていても練習やって休んでというので、(代表で)試合ができるなら試合やりたいなと。僕のサッカーに対する人間性みたいなところと、あとは選んでくれるなら、チームでやるときはチームに、代表でやる時は代表に誇りを持ってサッカーやらせてもらっている」
サッカーと日本代表への強い愛着に突き動かされての判断だった。
迎えるガーナ戦。アフリカ勢との対戦は23年10月チュニジア戦以来約2年ぶり。来年の大舞台を見据え、フィジカル能力に優れる相手にどこまで対抗できるかを図る貴重な機会となる。「アフリカ勢に身体能力で互角以上の試合ができれば怖いものがない。正面からのフィジカルというところも負けずに逃げずに戦いたい」と成長を示す。
相手、会場ともに縁起が良い。ガーナは22年6月に代表初得点を奪った国で「すごくうれしかった」。豊田スは2年前のエルサルバドル戦で1ゴール2アシストをマークした場所。「みんなが思っているよりたぶん強い。特に前めの選手はブラジルと比較しても何ら遜色ないウイングの2枚もいる」と警戒しつつ「主導権を握る展開で内容も勝っていけたら」と誓った。
https://www.nikkansports.com/soccer/japan/news/202511110001497.html
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