対戦相手のヴィッセル神戸と縁のある選手が、東洋大の応援席にいた。桧山宗秀(2年=C大阪U-18)は、小学校5年生からの2年間を神戸のエリートクラスで学んだ。
中学からはセレッソ大阪の下部組織に進んだが、神戸U-15に入団する選択肢もあったという。
端正な顔立ち、きりっとした眉毛にお父さんの面影を感じさせる。父親はプロ野球・阪神タイガースでホームランバッター、そして“代打の神様”として活躍した桧山進次郎さん。
宗秀は次男として生まれた。進次郎さんの引退セレモニーで兄の周成さんと花束を渡したときは8歳だった。
高校まで強豪のC大阪U-18でプレーした桧山は、関東の大学への挑戦を決断。いくつかあった候補の中で選んだのが、進次郎さんも通った東洋大だった。
「父親がめっちゃ喜んでいます」。オープンキャンパスから付き合ってくれたことを恥ずかしそうに明かす。
守備的なポジションを得意とする選手で、昨年まではボランチでプレーしていたが、今年から右サイドバック一本に絞って勝負しているという。「(転向してから)ずっと調子がいい。(レギュラーの荒井)涼くんとは違うタイプだと思っていて、ボランチもやっていたので中でもプレーできる。
そこで違いを生めるかなと思います」と大学公式戦デビューへの思いも強めている。
応援部員の多くが新幹線で当日入りする中、桧山は前日までに実家に帰省。この日も父親に車で送ってもらって会場入りしたという。
「神戸とやるんやろ?勝ったらすごいなみたいな」。野球一筋のお父さんはサッカーへの関心があまりないというが、応援してくれていることは十分に感じている。「東洋に入って2年目でメンタル面が一番成長した。より自分と向き合えているかなと思います」。
競技は違うが、文字通りの“桧山2世”が、同じ東洋大からのプロ入りを目指す。
https://news.yahoo.co.jp/articles/60a3e68f0c1d5bb2caca232be9f54784a22371f7
var irss_conf = {
mode:’list’,
num:12,
random:1,
sort:0,
new:7200,
list_height:50,
list_style:”,
};
var irss_conf = {
mode:’list’,
num:7,
random:1,
sort:1,
new:7200,
list_height:50,
list_style:”,
};
var irss_conf = {
mode:’list’,
num:5,
random:1,
sort:0,
new:7200,
list_height:50,
list_style:”,
};