チェン・ヤオドン監督は事前から構想にあったと説明
パリ五輪予選を兼ねたU-23アジアカップが、4月15日にカタールで開幕。U-23中国代表は16日にグループリーグ初戦で日本と対戦し、0-1で敗れた。前半17分以降は1人多い状態で戦いながら得点を奪えなかったなか、終盤に控えGKをフィールドプレーヤーとして投入した采配が反響を呼んでいる。
中国は前半8分にMF松木玖生に被弾し、日本に先制を許す。しかし、同17分にDF西尾隆矢がMFジャ・フェイファンに対する肘打ち行為で、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)介入の末に一発退場。11人対10人と中国は数的優位になった。
前半38分にはクロスバー直撃のシュートを放つなど日本のゴールに迫るシーンも増えたものの、ゴールネットを揺らすには至らず。そのなかで、成耀東(チェン・ヤオドン)監督は1点を追いかける後半43分、MFドゥアン・デジに代わって、控えGKの于金永(ユ・ジンヨン)をパワープレー要員として投入した。
中国大手メディア「SOHU」などによれば、チェン・ヤオドン監督は試合後、この采配について「準備段階から考えはあった。ユ・ジンヨンは身長2メートル超で技術もあり、ヘディングも強い。今日の試合ではこんなシチュエーションだったので彼を起用した。効果は五分五分だったと思う」と語ったという。
このコメントに対して、「サッカーを侮辱している!」「辞めてくれ!」「誰を投入しても大差ない」といった批判的反応が多い。なかには「今後代表に姚明(ヤオ・ミン/身長229センチを誇る中国バスケットボール界のレジェンド)を帯同しよう!」との声もあった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/3e84fe6229d1b0f9dc16668251726937c66b7eff