5/13(火) 10:00配信 読売新聞オンライン
セレッソ大阪などで活躍し、今年1月に引退を発表したサッカー元日本代表・柿谷曜一朗さんが、読売新聞ポッドキャスト「ピッチサイド 日本サッカーここだけの話」に出演した。引退直前
の心境を明かし、これからのキャリアプランについて、番組MCで元日本代表の槙野智章さんと語った。
サッカーを楽しめなくなった
J2・徳島ヴォルティスを任期満了で退団し、複数クラブから移籍オファーがあったという。
「けがもあって、年齢が増す中でオファーをくれたチームはありましたけど、これからJ2、J1、海外、日本代表へ向かってトレーニングしていく若い子たちと同じモチベーションでできることはないやろうなって」
「僕が入ることによって出られなくなる若手もいる。その妨げになりたくないというのがあった。自分の思い描くプレーができないのもあるし、自分がいることでプラスになると思ってくれるチームはあったんですけど、それ以上に迷惑をかけたくないという気持ちが強かったかなって思います」
引退会見では「しんどさや難しさを感じるようになった」との発言もあった。
「僕の中では、一番簡単で楽しいのがサッカーだった。僕に一番向いてるものだったはずが、最近はサッカーって難しくて、楽しくないというか」
「頭で考えることが多くなったなぁと思って。今までは考えなくても何とかできていたのが、体もついてこないし、戦術を理解してプレーしないといけないので、『この時どうやったっけ』って考えることが多くなった。別にそれを守らなくたって、自分のプレーで認めさせることもできるけど、僕の今の力じゃ無理やろうなっていうのもあった」
最後はけがとの闘いでもあった。アキレス腱を痛めて、プレーの幅も限定されていった。
「楽しくなかった。思い描いたプレーもできないし、自分にイライラして楽しめなかった」
「サッカー系文化人」として
柿谷さんは引退後、サッカー界を盛り上げる「サッカー系文化人」を目指して活動していくという。
「僕はサッカーのことは詳しくないし、試合も見ない。指導者は(指導者資格の)ライセンスを取ることだけじゃなくて、まずサッカーを好きじゃないとできないと思うんです」
(以下略、続きはソースでご確認下さい)
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