久保建英の移籍先に「稼げる」プレミアリーグ推す声 年俸12億円超えで〝日本人最高額〟更新へ
〝日本の至宝〟はどこに向かうべきなのか。スペイン1部レアル・ソシエダードの日本代表MF久保建英(23)は欧州ビッグクラブが熱視線を注いでおり、今夏のステップアップが確実視されている。
公認資格を持つ選手代理人は、高額サラリーが期待できる「世界最高峰」と呼ばれるイングランド・プレミアリーグ移籍を提言。英国行きならば、日本人選手の過去最高額となる年俸12億円超えが確実視されるという。
久保を巡ってはイングランドのアーセナルやマンチェスター・ユナイテッドをはじめ、ドイツ1部バイエルン・ミュンヘン、スペイン1部アトレチコ・マドリード、フランス1部パリ・サンジェルマンなどが獲得に興味を示していると報じられている。
移籍金は6000万ユーロ(約96億6000万円)に設定されているが、どのクラブも十分に支払える資金力を持つ。
久保にとって最適なのは、どのリーグのクラブになるか。
ある選手代理人は「久保が新しいクラブに何を求めているのかにもよるけど(イングランド)プレミアのクラブは下位でもかなりの資金力もあって、他国リーグよりも高年俸の選手が多い。だから世界中から選手が集まる。久保もチャレンジするのであれば、稼げるイングランドがいいんじゃないか」と指摘。世界最高峰リーグへの進出を勧めた。
実際にイングランドは他国に比べて高年俸の選手が多い。サッカー選手の給料と財務の専門サイト「CAPOLOGY」によると、日本人選手で年俸トップのクリスタルパレスに所属するMF鎌田大地(28)で年俸652万ユーロ(約10億5000万円)。
2位はアーセナルのDF冨安健洋(26)で年俸621万ユーロ(約10億円)、3位はブライトンのMF三笘薫(27)の年俸497万ユーロ(約8億円)とトップ3はいずれもイングランドクラブに所属する選手という。
久保の年俸は250万ユーロ(約4億円)で日本勢8番手となるが、英ビッグクラブに移籍するならば、これまでの実績や知名度からサラリーは現在の3倍となる750万ユーロ(約12億円)を超える見込みという。
同代理人は「大幅に年俸が上がるのは間違いない」とし「どのクラブも母国での人気まで細かく調査はしている。レプリカ(ユニホーム)がどのくらい売れるとか。商業的な価値が年俸に加味される場合もある」と指摘した。
かつてパラグアイ1部スポルティボ・ルケーニョでプレーしていた元日本代表FW武田修宏氏(57=本紙評論家)は久保に限らず日本勢にイングランド移籍を勧めていたが、前出の代理人とは違う理由という。
「お金のことはもちろん大事だけど、プレミアは各国代表として試合に出ていないと労働許可証(2023年から一部緩和)が発行してもらえない」と厳格なルールがあることを指摘。「それだけ優秀な選手しか入れないリーグだから〝世界最高峰〟と呼ばれている。日本選手には、そんな厳しいリーグで切磋琢磨し、さらに成長してほしい。イングランドで成功すれば世界トップ選手と認められる」と語っていた。
久保は今季公式戦で7得点4アシストをマークしているが、チームはリーグ11位(8日現在)と来季欧州チャンピオンズリーグ(CL)の出場(4位以内)は厳しい状況にある。そうした状況の中で、日本人アタッカーはどんな決断を下すだろうか。
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