ブライトンは昨季イングランド協会(FA)カップでベスト4、リーグは過去最高位の6位で欧州リーグ(EL)出場権を獲得するなど大躍進した。これにより賞金と放映権により約3000万ポンド(約57億円)の増収。また、スペイン代表DFマルク・ククレジャやベルギー代表FWレアンドロ・トロサールら主力選手の売却で移籍金1億2140万ポンド(約230億円)、グレアム・ポッター監督らスタッフのチェルシー移籍による補償金で2300万ポンド(約43億7000万円)などの収入を得たという。
ブライトンの副会長で最高経営責任者(CEO)を務めるポール・ハーバー氏は「見出しの数字なので、これらの報告はもちろん注目を集めるだろう」とし「私たちがピッチ上で歴史をつくったシーズンで、より持続可能となり(オーナーの)トニー・ブルーム氏の信じられないほど寛容なレベルの投資への依存度を下げるというクラブの目標という点で大きな一歩を踏み出した」とコメントした。
堅実なクラブ運営のブライトンは安値で獲得した選手を高値で売却する「商売上手」と言われている。今回の決算は23年6月末まで。1億ポンド(約190億円)でチェルシーに売却したエクアドル代表MFモイセス・カイセドの移籍金は入っておらず、来季はさらに利益を増やしそうだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5957f1b64d2f5e435507c04e8dc91bbb704986c5
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