“主審殴り倒し”で懲役3年7カ月 トルコサッカークラブの元会長に有罪判決

主審に右ストレートを食らわせた元アンカラギュジュ会長に実刑判決が下った。
ファルク・コジャ元会長は昨年12月11日に行われたスュペル・リグ第15節のチャイクル・リゼスポル戦が1-1のドローで終わった後、ピッチ上の審判団に走り寄り、ハリル・ウムット・メレル主審に右ストレート。それを機に倒れ込む主審に複数人が襲いかかった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/483059ab1f89a3bd831bd1aa834af6ef16caa108
トルコサッカークラブの会長が主審に右ストレート
MKE Ankaragücü Kulübü Başkanı Faruk Koca, Çaykur Rizespor maçından sonra hakem Halil Umut Meler'e sahanın içinde yumruk attı.
Hakem Umut Meler yere düştüğünde Koca’nın yanındaki kişiler bu sefer tekme ile vurmaya devam ettiler.
Halil Umut Meler’e yapılan saldırı kabul… pic.twitter.com/Xg72LoAKwt
— Murat AĞIREL (@muratagirel) December 11, 2023
左頬にそのパンチをまともに受けた主審は骨折などで病院送りに。後のトルコサッカー連盟(TFF)はアンカラギュジュにホーム戦5試合の無観客開催と200万トルコリラ(当時のレートで約970万円)の罰金を命じ、張本人のコジャ元会長に対しても永久追放に処している。
イギリス『ガーディアン』によると、トルコの首都アンカラの裁判所はこのほど、コジャ元会長に傷害罪で懲役3年7カ月を言い渡し、執行猶予付きながら脅迫罪の判決も下した模様。また、事件に関与したほかの3人に対しても1年から5年の有罪判決を告げたという。