横田大祐は独2部カイザースラウテルンにとって“大当たり”? 現地メディアが期待「驚異的なドリブル成功率」

スポンサーリンク
横田大祐は独2部カイザースラウテルンにとって“大当たり”? 現地メディアが期待「驚異的なドリブル成功率」
1

ブンデスリーガ2部カイザースラウテルンに加入したFW横田大祐への周囲からの期待は大きいようだ。同クラブに特化しているメディア『Treffpunkt Betze』が24歳の右ウインガーのプレースタイルを分析している。

カイザースラウテルンは今夏の移籍市場最終日にヘントからの期限付き移籍で横田を獲得したことを発表。過去にフリッツ・ヴァルターやハンス=ペーター・ブリ―ゲル、アンドレアス・ブレーメやミヒャエル・バラック、ミロスラフ・クローゼらが活躍した古豪は史上初めての日本人選手を迎えた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/cb38e921ce8ce82edc738e91d199fd347da3cfb2

現地メディアが期待「驚異的なドリブル成功率」

『Treffpunkt Betze』はそんな横田を特集。東京生まれで2011年~2018年まで川崎フロンターレの下部組織で過ごしたアタッカーであることや、ドイツのFSVフランクフルトやカールツァイス・イェーナのユースチームで苦戦するもラトビアのヴァルミエラ、ポーランドのグールニク・ザブジェで結果を残し、今年1月にヘントへのステップアップを勝ち取ったことを紹介している。

同メディアは続けて、横田がヘントでは継続的にレギュラーに定着できなかった理由として「スタート時の軽い問題や負傷の問題、監督交代」を挙げつつ、「たくさんのKAAヘントのファンは今季7試合で3得点に関与したこの日本人選手のレンタル移籍を残念がった」と指摘。そして、カイザースラウテルンは「この新加入のスタッツを見ると、トーマス・ヘンゲン(ゼネラルマネージャー)とエニス・ハヂリ(テクニカルディレクター)はちょっとした大当たりを引き当てたのかもしれない」と表現している。

「この24歳はまさにマルクス・アンファング(監督)が求めるプロフィールだ。一対一に強い上、ドリブルにおいて高いクオリティ、スピードも持つ攻撃的プレーヤー。それらはすでにベルギーでの最初のリーグ戦3試合で80%のドリブルを成功させたというプラットフォーム『fotmob.com』のデータにより証明されている」

「比較してみよう。カイザースラウテルンのベストのドリブラーとなるアーロン・オプクは今シーズン出場した試合で45.5%のドリブルを成功させている。横田のボール扱いにおける驚くべきクオリティを強調するものだ。横田はポーランドでの印象的なシーズンを終えた時、62%という驚異的なドリブル成功率を記録していた」

同メディアはまた、横田がアンファング監督のシステムにフィットすることを確信している模様。同監督の「ダイナミックで試合をコントロールするシステムはインバーテッドウィンガー(利き足とは逆サイドに配置のウインガー)、つまりスピードやアジリティをもってカットインする選手がいることでとりわけうまく機能するからだ」と分析している。

1

なお、カイザースラウテルンは14日に敵地で行われる第5節でハノーファーと対戦。前節はまだベンチ入りしなかった横田だが、室屋成との日本人対決で新天地デビューを飾ることになるのだろうか。

スポンサーリンク