
ホームのボルシアMGは、日本代表DF板倉滉、新加入FWティム・クラインディーンストらが先発出場。福田師王はベンチ外となった。一方、昨季リーグ史上初の無敗優勝を果たしたレヴァークーゼンは、スーパーカップでベンチスタートとなったDFヨナタン・ターやMFアレハンドロ・グリマルドらがスタメンに名を連ねた。
【スコア】
ボルシアMG 2-3 レヴァークーゼン
【得点者】
12分 0-1 グラニト・ジャカ(レヴァークーゼン)
38分 0-2 フロリアン・ヴィルツ(レヴァークーゼン)
59分 1-2 ニコ・エルヴェディ(ボルシアMG)
85分 2-2 クラインディーンスト(ボルシアMG)
90+11分 2-3 フロリアン・ヴィルツ(レヴァークーゼン)
https://news.yahoo.co.jp/articles/85f1ae72a6f9173120c3e5fb362d17d726847790
2024-25ブンデスリーガが開幕
🇯🇵激闘🇩🇪
ボルシアMG板倉滉が追撃弾演出も後半ATにPK献上…無敗王者レヴァークーゼンが開幕白星でブンデス35戦無敗継続https://t.co/O1v1sDqYkf🗣編集部より
「2点のビハインドを追いついたボルシアMGでしたが、レヴァークーゼンが後半ATの決勝ゴールで勝利しました」 pic.twitter.com/ZZ5BSuhBzM— サッカーキング (@SoccerKingJP) August 23, 2024
リードしたレヴァークーゼンは、23分にもDFエドモン・タプソバが強烈なミドルシュートを放つが、クロスバーに直撃。一方、ボルシアMGも37分にクラインディーンストが振り向きざまに際どいシュートを放つが、相手DFのブロックで枠を捉えることができなかった。
すると38分、試合が再び動く。フリンポンが右サイドからドリブルで相手を押し下げ、深い位置からクロスを入れると、グリマルドのシュートは相手にブロックされたが、こぼれ球をヴィルツがゴールへ押し込んで、追加点を奪った。レヴァークーゼンがリードを広げる。
2点のビハインドを追いかける展開となったボルシアMGは、失点直後に敵陣でセットプレーを獲得。MFロッコ・ライツのシュートのこぼれ球をクラインディーンストが押し込んでゴールネットを揺らした。しかし、ゴール前の混戦でクラインディーンストのファウルが取られ、得点は認められず。前半はこのまま2-0で折り返した。
後半開始早々に発煙筒により試合が中断。再開後にレヴァークーゼンが強度を上げてチャンスを作ったが、ボルシアMGも反撃に出る。60分、敵陣でフリーキックを獲得すると、ファーサイドへのクロスを板倉が打点の高いヘディングで折り返す。ニコ・エルヴェディのヘディングシュートは、一度GKルーカス・フラデツキーの好セーブに阻まれたが、再びエルヴェディが押し込み、ゴールネットを揺らした。ボルシアMGが1点差に迫る。
その後、ボルシアMGはなかなかチャンスを作れなかったが、85分に決定機をものにする。右サイドからDFジョゼフ・スカリーがマイナスのパスを送ると、MFケヴィン・シュテーガーがゴール前へラストパス。クラインディーンストは相手に寄せられながらも、これをダイレクトで合わせ、ゴールネットを揺らした。ボルシアMGが土壇場で同点に追いつく。
しかし、このまま引き分けかと思われた後半アディショナルタイム、ペナルティエリア内でドリブルを仕掛けたアミン・アドリを板倉が倒してしまう。主審はプレーを流したものの、VARが介入。オンフィールドレビューの結果、レヴァークーゼンにPKが与えられた。このPKをヴィルツが蹴ると、一度はGKオムリンがセーブ。しかし、跳ね返ったボールを再びヴィルツが押し込んでゴールネットを揺らした。
今季も開幕戦から後半アディショナルタイムに強さを見せたレヴァークーゼンがボルシアMGに3-2で勝利。昨季から続くブンデスリーガの無敗記録を35試合に伸ばした。