
今夏、シント=トロイデンからパルマへ移籍すると、先月20日のアントワープとのプレシーズンマッチ(パルマが2-1で勝利)に途中出場して新天地デビューを果たしたGK鈴木彩艶。27日のガラタサライとの親善試合では、先発出場を果たして2-0でクリーンシートを達成したが、今月4日のアタランタ戦では、スタディオ・エンニオ・タルディーニのピッチに立ち、本拠地デビューも飾った。
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「素晴らしい能力を持ったGK」と賛辞
アタランタはFWジャンルカ・スカマッカをケガで失う不運にも見舞われ、イタリアメディア『Mediaset』は「アタランタに2重の警告…女神はパルマに打ちのめされ、スカマッカを失った」などとファビオ・ペッキア率いるチームの勝利を報じた。
試合終了後には、パルマ主将のエンリコ・デルプラートが記者会見に出席。アタランタとのテストマッチのパフォーマンスを振り返った。
「僕らは謙虚な姿勢でピッチに入り、自分たちの実力を示せるはずという意識で試合に臨んだ。本当に良いパフォーマンスだった。セリエAは、セリエBと完全に異なり、苦しまなければならない時期もやって来るだろう。僕らは若いチームで、自分たちのカルチョを見せたいと思っている。パーソナリティを示し、セリエAに向き合いたい」
また、パルマ主将は、新加入の若きGK鈴木について「背後に守備を統率するタイプのスズキがいる中でプレーするのはどうか? すでにお互いに理解できているか? 彼をどう思うか?」と問われると、自身の見解を示した。
「もちろん、すでにお互いに理解はしている。だがここへやって来て数週間なので、当然、これからイタリア語を学ばなければならない。僕らは彼ともう少し滑らかにコミュニケーションを取れるようにならなければならないが、これから言葉を学んでいくところなので当然だろう。しかし彼は、素晴らしい能力を持ったGKだ。これから取り組みを行い、チームや監督が求めることを実践していく時間はある」