https://news.yahoo.co.jp/articles/26d3a4aea2646c5a1e5d8029675f419917e3eb1a
PK失敗の田中美南は試合終了後に涙
😢試合後には涙😢
スタメンフル出場したエースのFW田中美南を包み込むようにハグをしたなでしこの選手たち
チームの団結力が第3戦のナイジェリア戦に力を与えるはず💪
💬「仲間が頼もしかったです。勝てたこと、本当にみんなに感謝しています」
📷:Reuters#田中美南 #なでしこジャパン pic.twitter.com/i1bDbeArnh
— FOOTBALL ZONE (@zonewebofficial) July 28, 2024
2021年の東京五輪でも1次リーグのカナダ戦でPKを止められていた田中。その時の記憶も甦ってきた。「東京のこともありましたし、PK、もちろん準備して、このときのために準備して入ったんですけど、自分がそこにがっかりしましたし、またこのまま負けたりして、次にまた厳しくなってとかっていうカナダ戦もあったので、そういう意味で怖かったです」と正直な心中を吐露した。
ただ、チームは後半43分、ペナルティーエリア内でMF谷川萌々子がドリブルで仕掛けると、相手選手の手がボールに触れてVARでPKに。この日2本目のPKを主将のDF熊谷紗希が蹴り、ゴール右に流し込んだ。さらに後半アディショナルタイム、日本はMF清家貴子のドリブルが相手に阻まれたこぼれ球を谷川が右足ダイレクトでロングシュート。これが前に出ていた相手GKの頭上を越えゴールに吸い込まれた。
「みんなが本当に『大丈夫』『次』ってハーフタイムのときもずっとみんなが声かけてくれて、自分も使ってもらっている限り、100%出し続けようっていうふうに決めていました」と必死にゴールを狙い続けた田中。熊谷が蹴った2本目のPKを「自分が言えることはないんで、本当にもうずっと祈ってました」と、祈るように見つめていたという。
劇的な逆転勝利に試合後の円陣でも涙を浮かべていた田中は取材エリアでも号泣。「仲間が頼もしかったです。勝てたこと、本当にみんなに感謝しています」と涙ながらに語り、もう本当にこうやって勝ちに繋げてくれたっていう事実は、みんなが作ってくれたので、もう切り替えて、次のナイジェリアにしっかり勝ちに行くためにやっぱ自分も良い準備して、ゴールももちろんやっていきたいんで、本当に『どうもありがとうございます』っていう気持ちでいっぱいです。切り替えて次に向かいます」と前を向いていた。
