一転残留も?…サンチョがまさかのユナイテッド合流! テン・ハグ監督との会談で過去の問題に終止符か
今夏も去就揺れるイングランド代表FWジェイドン・サンチョ(24)だが、マンチェスター・ユナイテッドのトレーニングに戻ったようだ。
昨季もユナイテッドでスタートしたサンチョだが、昨年9月上旬のアーセナル戦でメンバー外となり、そこからキャリアが暗転。その理由を「トレーニングでのパフォーマンス」と説明したエリク・テン・ハグ監督にSNSで反論すると、それからは干され、今年1月から古巣ドルトムントにローン移籍した。
そのドルトムントで公式戦21試合に出場して3得点3アシストの数字を残すとともに、チームとしてもチャンピオンズリーグ(CL)の決勝進出に貢献し、改めて力を示したが、ユナイテッドではテン・ハグ監督が新契約による続投が決定。サンチョに居場所なしといわれる。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5af6715b18e899ee6d1205d0f9927c67961d782a
ユナイテッドのトレーニング合流のサンチョ
したがって、この夏もさらなる移籍が予想され、最近では再レンタルを望むドルトムントに代わって、完全移籍で興味を示すユベントスが新天地に浮かぶが、イギリス『The Athletic』によると、対立が続いたテン・ハグ監督との間で歩み寄りの動きがあった模様だ。
アーセナル戦でのメンバー外を発端にした対立時は謝罪を拒否したとされるサンチョだが、今週にテン・ハグ監督と会談し、チームのトレーニング施設に復帰。練習にも合流したという。監督との話し合いでは過去の問題に終止符を打ち、前進することで合意したとされる。
そんなサンチョはドルトムントでのCL決勝出場による数日遅れの合流ということで、来週15日にノルウェーで行われるローゼンボリとのプレシーズンマッチに帯同しないものの、その後の遠征から加わっていくとみられる。
ユナイテッドが4000万ポンド(約82億円)と見積もり、売却に動くといわれるなか、関係修復に動いたテン・ハグ監督とサンチョ。ユナイテッドでのキャリア再開に向けた大きな動きだが、いかに。