J2熊本の18歳大型ストライカー U―19日本代表FW道脇がベルギー2部ベフェレン移籍へ
J2熊本のU―19日本代表FW道脇豊(18)が、ベルギー2部ベフェレンに移籍することが決定的となったことが11日までに分かった。
クラブはこの日「海外クラブへの移籍を前提とした手続きと準備のため、チームトレーニングを離脱することになりました」と発表。熊本関係者によれば、近日中にも渡欧し現地でのメディカルチェックを経て正式契約を結ぶ予定で、契約は1年間の期限付き移籍になる見通しという。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0367cb65cd327ac9e4e2623f6f92aa33eda4495e
海外移籍の第一歩としてベルギーの地を選択
道脇は1メートル86の大型センターFWで、トップチームに2種登録された22年3月の長崎戦に15歳でベンチ入りすると、翌年にクラブ史上初となる飛び級でトップ昇格。栃木との開幕戦では16歳10カ月でプロデビューを果たし、鳥栖との天皇杯3回戦では2得点を決める活躍を見せた。今年4月の甲府戦ではJリーグ初ゴールも決めている。
高さを生かした空中戦やポストプレーはもちろん、両足の高精度なシュートは大きな武器で、日本サッカーの将来を背負って立つと言われる逸材だ。熊本関係者によれば、将来を嘱望される道脇を巡っては複数の欧州クラブが獲得に動いていたというが、ベフェレンはトップチームでの帯同を約束するなど高い評価を与え、道脇自身ももっとも成長できる場所として海外移籍の第一歩としてベルギーの地を選択したという。